ボンヤリティ

ぼんやりしているフリしてるかと思いきや、本当にぼんやりしている

「深夜徘徊合コン」とは?ナイトエコノミーについて考える。 −雑誌『東京人』2018年3月号

社会人になってから読むようになった雑誌『東京人』。

名前がストレートすぎて、お上りさん感が出て人に言うのも憚られるんですが、東京東京しているかというと、まあ東京のことしか書いていないという意味では東京東京してるけど、意外と硬く、読者年齢層も40代がメインではないかなという月刊誌です。

今月の特集は「東京夜散歩」。

横尾忠則 浮かび上がるY字路

マツコ・デラックス 東京の夜よ、外れた者達の救いであれ

他文月悠光、Zeebraしまおまほ、上野タケシ、中野純なかだえり等が寄稿。

 

東京人 2018年 03 月号 [雑誌]

東京人 2018年 03 月号 [雑誌]

 

 

今月の気になった記事。

夜更かしコラム『深夜徘徊合コン』

いま、『深夜徘徊合コン』というものがあるらしい。アルコール禁止で午前0時@浜町スタート⇒日本橋⇒丸の内⇒新橋⇒芝公園⇒午前4時@竹芝でフィニッシュ。参加者規模は20名ほど。

アルコール禁止っていうのがキツイな…

いろんな人がいるだろうから、酒癖悪かったり、弱かったりしたらもうお酒で満足して帰っちゃう人とか寝ちゃう人とかいるだろうし、健全性を担保するためのノンアルなんだろうけど、歩きながらだとあまり深い話ができなさそうで、世間話だけで4時間ってそれはそれで辛そうだな…なんて。

でも、暗がりだからこその雰囲気とか、そもそも私も夜散歩は好きなので、景色が飽きないよ〜って人なら楽しそうですね!

How feel the night of Tokyo? -小田部仁

訪日外国人は東京に対して、バンコク台北と同じようにエキサイティングなナイトマーケットなどを期待しているのに、東京にはそういった「ナイトエコノミー」が弱いと言われてるが、実際どうなの?どうすべきなの?を旅行客に聞きながら考える記事。

 

地理が近い韓国人とかは割合カラオケとかクラブとか行って楽しんでるみたい。問題は欧米人で、彼らが求める「日本人の夜の楽しみ方」を追体験するという意味では、平日の新橋の飲み屋とかなんだろうね。でも他にあるかなって言われるとな・・・

 

職住近接とは言いがたく、郊外から都内に通う人が圧倒的に多い中で、基本的には皆電車の時間に活動を制限されざるを得ない。じゃあ鉄道を郊外まで24時間運行するのかっていうと、採算合わんだろうし。なので、そもそもそこまでナイトライフと言えるものがそもそも文化としてないんじゃないかなって思います。

そりゃ金曜の夜のクラブもカラオケも凄い混んでるけど、それでもカラオケは入れなかったってこと自分はないし。大半は電車で帰ってるもんね。

 

記事でも指摘されてるけど、わざわざ深夜営業延ばしたり、新しいエンタメを作るとか、そういうのはどうかなって感じ。訪日客はあくまで日本人の生活を知りたい、追体験したい、そこで異邦人としての自分を感じることが旅の醍醐味であって、我々が夜需要に過剰に合わせては本末転倒。

カラオケとかクラブは割合敷居低いけど、キャバクラとか銀座のラウンジみたいなのにももっと簡単にアクセスできたりすると面白いかもね。

 

そういう意味では、ホテルを都内に作るのではなく、千葉県とか埼玉、多摩、神奈川とかに作り、電車で酒臭いおじさんに挟まれながら寝に帰る、というのが正解なのか!?僕はそんな旅行嫌だけど笑

 

 

 

 

とまあ、様々な写真もあり、自分の趣味・好奇心を満たす今月号でした。

機会があれば私が徘徊した時に趣味で撮ってる夜写真も載せていきます。